これまでに実施した受託調査
自主研究
ルートプレスは、読者の声や紙上アンケートなどを蓄積したデータベースをもとに、さまざまな自主研究を行ってきました。その中から代表的ないくつかの研究を紹介します。
「道の駅」は1993(平成5)年1月、「道の駅」懇談会が建設大臣(当時)に提出した『「道の駅」に関する提言』を踏まえて、国が『「道の駅」の登録・案内制度』を制定。同年4月、全国の103カ所が「道の駅」として登録されて始まりました。2018(平成30)年は制度創設から25周年ですが、2017年11月現在で全国1134カ所にも増え、国民的な人気施設に成長、発展を遂げています。
「検証・道の駅」は、1117カ所になった2017年初頭に、「道の駅利用者は、道の駅をどのように見ているか」を検証しようと、制度創設当初の『「道の駅」に関する提言』の各項目に沿って、道の駅利用者の生の声に基づいてまとめた自主研究で、公益社団法人土木学会で報告されました。
発展著しい「道の駅」ですが、利用者が道の駅に寄せる思いや感想は十人十色です。以下のさまざまな「声」に代表されるように、「道の駅」に行き交う多様な想いを、データベース「Fresh Voice」から抽出しています。そのご意見・感想を「こころ模様」という断面で切り取った自主研究をまとめたものです。
『色々なところを旅していて、道の駅を見つけるとホッとします』
『以前は「道の駅」と聞くと「何だー、そりゃ!?」と思いました』
『道の駅に入ると一番先に向かうところは、その町に関するパンフレット』
『以前と違い、長距離ドライブしても、トイレの不安がなくなりました』
『スタンプラリーに応募するために観光がてら、道の駅をハシゴしています』
『道の駅という響きのいい名前』
『私にとって道の駅とは、人と人とをつなぐコミュニケーションの場です』
『何も買わなくてもいいと思いつつ、何か買ってしまう』
『その地域性を「ほんわか」感じさせてもらえるのが道の駅』
『道の駅ありて、生きる楽しみありです』
ルートプレスに寄せられた道の駅利用者の生の声データベースから、ルートプレスを入手した「道の駅」名の記載のあるものを抽出し、利用者の住所と道の駅所在地の関係を分析。道の駅利用者がどこからその道の駅に来ているかを割り出した自主研究です。集計は都道府県別・道の駅別にまとめています。
ルートプレスは2017年3月の発行で記念すべき第50号を重ねました。それまでに寄せられたハガキの中から、ルートプレスを入手した道の駅名が記載されている50000通を抽出し、各道の駅ごとに集計しています。
ルートプレスは、これからもさまざまな角度から「Fresh Voice」のデータを集計・分析し、道の駅利用者の本音やご意見を集約してまいります。
調査・集計・分析のご相談にもお応えします。(有償)
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